Oxford Reading Tree Stage 5 Main Stories の感想
Oxford Reading Tree Stage 5 Main Stories の感想を書きます。
ステージ4 Main Stories から引き続いて、このステージ5の Main Stories も続き物なので、順番を間違えずに読み進めてほしいです。
- 「The Magic Key」
- 「Pirate Adventure」
- 「The Dragon Tree」
- 「Gran」
- 「Castle Adventure」
- 「Village in the Snow」
「The Magic Key」
ページ数 24
語数 273
登場人物 Biff, Chip
表紙 BiffとChip。Biffが光り輝くKeyを持っています。
あらすじ
このお話は、数あるORTシリーズのなかでも最重要なお話です。
ステージ4 Main Stories の最後のお話「The Storm」で、Chipは嵐で倒れたツリーハウスの下から箱を見つけました。今回は、その日の夜に起きたできごとのお話です。
Chipが寝ているベッドの脇に置いたその箱の中が光り輝きます。その異変に気付いたChipは、箱を持ってBiffの部屋へ走って行きます。BiffとChipが箱を開けると、Keyが光っていました。BiffがKeyを手にとると、不思議なことが起こりました・・・。
この「Magic Key」以降、ORTシリーズは、これまでの日常のお話に加えて非日常(ファンタジー)のお話も展開されていきます。
キーセンテンス
The key was gowing. (p 6)
(「The Magic Key」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)
進行形が初めて出てきました。ほかにも進行形の文章がいくつか出てきます。
「Pirate Adventure」
ページ数 24
語数 330
登場人物 Biff, Chip, Wilf, Wilma, pirates
表紙 Biff, Chip, Wilf, Wilma, piratesがboatに乗っている・・・
あらすじ
Biffが部屋で本を読んでいました。その本はpirates(海賊)についての本でした。WilfとWilmaが遊びにきました。BiffとChipはWilfとWilmaに little house と Magic Key を見せます。「Don't be silly」と言われますが、Magic Key が光りだして、不思議なことが起きました。
前回「Magic Key」と同様、4人の身体が小さくなってしまいます。 Little house の内が光っているのを見て、Biffが Magic Key をつかってドアを開けると・・・。
感想
前作「Magic Key」の続きで、少しずつ、非日常の世界に入っていきます。これからORTシリーズは、子どもたちがたくさんの冒険をして、時には危険な場面に遭遇しますが、最後はほぼまちがいなくハッピーエンドに終わるので、小心者でビビりの私も安心して読めます(笑)。
キーセンテンス
Biff was looking at a book.
The book was about pirates.
"I don't like pirates," she said. (p 1)
(「Pirate Adventure」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)
前作「The Magic Key」から進行形が数多くでてきます。ステージ5全体を読み通すことで、自然と覚えられるようになっているのだと思います。
「The Dragon Tree」
ページ数 24
語数 294
登場人物 Kipper, Biff, Chip, Floppy
表紙 Kipper, Biff, Chipが木の根っこの中をのぞいています。
あらすじ
Kipperが絵本を見ています。その本は、ドラゴンについての本でした。Kipperは、そのお話が読めませんでした。
KipperはBiffに読んでもらおうとしますが、読んでくれません。彼女はドラゴンが好きではないのです。(なぜ好きでないのか?その理由は ステージ2「The Dream」を読むと分かりますよ!)
かわりにChipが読んでくれました。その時、 Magic Key が光り、Biff、Chip、Kipper、そしてfloppyも Magic House に吸い込まれてしまいます。彼らがたどり着いたのは森の中でした・・・。
キーセンテンス
Kipper was looking at a book.
The book was about a dragon.
Kipper couldn't read the story. (p 1)
(「The Dragon Tree」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)
感想
お話の中に出てくるドラゴンの絵本ですが、実は冒険の前と後で1か所、変わっているところがあります。それは何か?実際にお話を読んでみて確かめてみてくださいね!
「Gran」
ページ数 24
語数 309
登場人物 Kipper, Biff, Chip, Dad, Mum, Floppy、Wilf, Wilma, Gran
表紙 Gran が宙を・・・飛んでいる!
あらすじ
Gran (おばあちゃん)が車に乗って、家にやって来ました。
Kipper、Biff、Chipの子どもたち3人は、Gran も子どもたちが好きです。Granは子どもたちと遊びました。でも、おにごっこで花瓶を倒してしまったり、サッカーボールを蹴って窓ガラスを割ってしまったり・・・。
Granは子どもたちを車に乗せて外へ出かけました。出かけた先は、遊園地でした。そこで Jumping Castle というアトラクションで遊びますが・・・。
感想
Granのキャラクターがよくわかるお話です。一言でいうなら、ハッスルおばあちゃんです(笑)。そして、つぎにつながる展開のお話なので、そのまま「Castle Adventure」も読んでほしいです。
それと、ORTシリーズ全体を通してでてくる「"Oh no ! "」というセリフが今回はとくによくでてきます・・・(笑)。
「Castle Adventure」
ページ数 24
語数 306
登場人物 Kipper, Chip, Biff, Gran, Witches, Frog's king
表紙 Kipper, Chip, Biff, Gran, Frog's kingがお城の中を探検中・・・。
あらすじ
前作「Gran」からの続きもの。
Magic Key の魔法で、Kipper、Chip、Biff、Granの4人は、とあるお城の中に飛ばされます。そこには3人のwitch(魔女)が住んでいました。子どもたちはお城の部屋でカエルに出会いました。カエルは実は、このお城の王様で、witchにカエルに変えられてしまったといいます。Kipperたちは、このカエルの王様を助けようと行動を起こしますが・・・。
キーセンテンス
The magic took them to a castle. (p 1)
(「Castle Adventure」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)
「take A to B」で、「AをBへ連れて行く」という意味ですね。
「Village in the Snow」
ページ数 329
語数 24
登場人物 Mrs May, Biff, Chip, Kipper, Wilma, Wilf, little boy
表紙 雪に覆われた山に立つ、Kipperら子どもたちと、遠くに村、そして中央に少年がそりを引いて歩いています。
あらすじ
学校で Mrs May が本を読んでくれました。そのお話は、雪のふる村のお話でした。みんなこのお話が好きになりました。
学校帰り、子どもたちはBiffの部屋にいきました。Magic Key をBiffがもつと、 Magic Key は光りはじめ、子どもたちを雪のふる村へと連れて行きました・・・。
英語学習
英文法は、ステージ5でこれまで出てきた、学んできた文章が総復習のように数多く出てきます。今回、私がはじめて知った英単語は、 toboggan (名詞 ソリの種類の名前)です。
感想
Stage 5 Main Stories 最後のお話です。これまで何回か Magic Key の冒険にでている子どもたちは、もうすでに Magic Key を使いこなしていますね(笑)。