Oxford Reading Tree が好き!

Oxford Reading Tree をメインに、洋書絵本など、英語多読の感想をつづります。

Oxford Reading Tree Stage 5 More Stories Aの感想

 Oxford Reading Tree Stage 5 More Stories Aの感想を書きます。

 

 

 「The Whatsit」

ページ数 24

語数 305

登場人物 Biff, Chip, Kipper, Dad, Mum, Wilf, Wilma

Oxford Reading Tree: Level 5: More Stories A: The Whatsit

表紙 子どもたちがなにかの道具の前で考え事をしています。

あらすじ

 時系列的には、Stage4 Main Stories の「The New House」や「The Secret Room」のころと同時期のお話・・・ということなんでしょうか?(個人的見解)

家の改装をみんなでしています。床のカーペットをひっくり返したところ、地下室への扉を発見します。明かりをもって地下室にはいってみると、なにやら古びた道具がありました・・・。"

 

英語学習

"What is it?" asked Chip.

"It's a whatsit," said Dad. (p10~p11)

(「The Whatsit」Roderick Hunt / Alex Brychta 1993年 Oxford University Press)

 

 

同じような会話が何度かくりかえしでてきます。 Whatsit は「名前がわからないなにか、思い出せないなにか」みたいな意味みたいです。より詳しいことを知っている人いたら、教えてくださいm(_ _)m

 

感想 

表紙の絵にも出てくる whatsit がこのお話の中心です。

どんな道具で、なにに使うのか、私は知りませんでした。いったい何に使うのか、知りたい人はぜひ読んでくださいね!

 

 

「Underground Adventure」

ページ数 24

語数 292

登場人物 Kipper, Biff, Chip, Wilf, Wilma, elves

Oxford Reading Tree: Level 5: More Stories A: Underground Adventure

表紙 子どもたちが地下の世界を探検中!

あらすじ

 前作「The Whatsit」 からの続きのお話の様です(個人的見解)。

子どもたちは地下室にいました。秘密のトンネルがないか、探検しているようです。すると、Magic Key が光りはじめ、Magic Adventure の世界へ入りました。たどりついた世界は、地下のどうくつの世界で、そこにはエルフ(妖精)たちが住んでいました・・・。

感想

 「地下の世界を探検する」。だれしも子どものころに一度は夢見たことがあるのではないでしょうか? こういう子ども心をくすぐるのか上手いんですよね、ORTは(^o^)。

 

 

 

「Vanishing Cream」

ページ数 24

語数 313

登場人物 Chip, Biff, Wilf, Mrs May, Nadim, Aneena, Wizard blot, A man

Oxford Reading Tree: Level 5: More Stories A: Vanishing Cream

表紙 Biff と Chip が魔法のクリームを手につけると・・・!?

あらすじ

 学校の授業で人形劇をやることになりました。劇は、Wizard Blot という魔法使いが主人公でした。とても面白い内容で、みんなに好評でした。Biff と Chipが家に帰ると Magic Key が光り輝きました。二人がたどり着いたのは、なん人形劇で演じた Wizard Blot のいる世界でした。 Biff と Chip は、Blot に散らかった部屋を片付けるようにいわれて、しぶしぶ片づけをしようとしますが、vanishing cream の入った瓶を落としてしまいました・・・。

 

英語学習

 Biff and Chip did the washing up.

 I don't like this," said chip.

 but I don't want to be a frog." (p12)

(「Vanishing Cream」Roderick Hunt / Alex Brychta 1993年 Oxford University Press)

 

 

 否定文ですね。このパターンの文章がほかの箇所にも出てきます。

 

感想 

表紙の絵で完全にネタバレしていますが(汗)、そうです、魔法の Vanishing cream の力で体が透明になってしまいます!

 

 

「It's Not Fair」

ページ数 24

語数 349

登場人物  Biff, Chip, Wilf, Mr Fry, King Arthur, Knights

Oxford Reading Tree Biff, Chip and Kipper Stories: Level 5 More Stories A: It's Not Fair

表紙  Biff がスケボーに乗って、Magic Adventure の世界へ!

あらすじ

 学校で King Arthur (キング・アーサー)のお話を聞いて、劇をすることになりました。 Biff はKnightの役をやりたかったのですが、Knight の役は男の子しかできないといわれ、"It's not fair," といいます(タイトルにもなっていますね!)。家に帰って、スケートボードで遊ぼうとしていた Biff ですが、 Magic Adventure の世界にひとりで飛ばされてしまいます。そこは、 King Arthur の生きている世界でした・・・。

 

英語学習

Biff wanted to be a Knight .(p.7)

(「It's Not Fair」Roderick Hunt / Alex Brychta 1993年 Oxford University Press)

 

 

want to ~の文章がくりかえし出てきます。

 

感想

 今回は Biff が主役のお話です。あらすじでも書いたとおり、アーサー王の伝説の世界が舞台になっています。昔、アーサー王の本を読んだことがあったけど、くわしくはすっかり忘れてしまいました。「円卓の騎士」というキーワードだけは覚えていたのですが。

 

 

「The Great Race」

ページ数 24

語数 324

登場人物 Biff, Chip, Gran, Baron

Oxford Reading Tree: Level 5: More Stories A: The Great Race

表紙 Gran がクラシックカーで爆走!

あらすじ

 Gran が新しい車を買おうとしていました。 Gran はとても速く走る車を気に入って購入しましたが、 Dad と Mum がそれに反対。 Gran は落ち込んでしまいます。 そこへ Magic Key が光って、 Biff, Chip, Gran の三人をカーレースが行われる世界へと連れて行きました…。

 

英語学習

"What would Mum say?"

"Never mind Mum," said Gran. (p.7)

(「The Great Race」Roderick Hunt / Alex Brychta 1993年 Oxford University Press)

 

 

 Magic Adventure カーレースの世界で、 Gran が新しい車に乗ろうとする場面の会話です。 "Never mind 〇〇" だと「〇〇のことは気にしないで」みたいな意味になるようです。

 

感想

 一言でいうと「チキチキマシン猛レース」の世界です(笑)。若い人には分かるかな? Baron というライバルチームに行く手をはばまれますが、 Gran はそんなのおかまいなしでクラシックカーで爆走します! Gran 最高!

 

 

「A Monster Mistake」

ページ数 24

語数 334

登場人物 Biff, Chip, Kipper, Mum, Gran

Oxford Reading Tree: Level 5: More Stories A: A Monster Mistake

表紙 Chip と Biff が湖で Monster を発見?

あらすじ

 Mum と Gran が子どもたちをつれてスコットランドに休暇にきました。コテージのそばには湖がありました。 Mum と Kipper が買い物に出かけている間、Gran はいたずらを考えました。なんと、湖の上に浮き輪でつくった Monster をうかべようとしたのです!

 

英語学習

Everyone looked at Gran's picture.

"Oh Gran!" said Chip.

She had painted a monster.

Kipper looked at the monster.

Gran laughed.

"There's no such thing," she said. (p6~7)

(「A Monster Mistake」Roderick Hunt / Alex Brychta 1993年 Oxford University Press)

 

 

最後のGran のセリフ "There's no such thing," が何回もでてきます。「そんなの存在しないよ!」といった感じのようです。

Googleで検索したら、 "Thre's no such thing as a free lunch." 「無料の昼食なんてないよ(タダより高いものはない)}ということわざもあるようです。

 

感想 スコットランドネス湖で目撃されたという、あのネッシーにあやかった?お話のようです。