Oxford Reading Tree が好き!

Oxford Reading Tree をメインに、洋書絵本など、英語多読の感想をつづります。

Oxford Reading Tree Stage 3 Stories の感想

Oxford Reading Tree Stage 3 Stories の感想を書きます。

 

 

 

「On the Sand」

ページ数 16

語数 74

登場人物 Chip, Biff, Dad

表紙 ChipとBiff、そしてDadがいます。ビーチに、海水浴に来ています。

 

あらすじ

 Chip、Biff、Dadがビーチに海水浴に来ています。BiffとChipは浜辺で砂遊び。Dadは砂の上で眠ってしまいました。それに気づいたChipとBiffはDadにいたずらをしようとおもいつきます・・・。

 

 キーセンテンス

 Biff and Chip played on the sand. (p 1)

(「On the Sand」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)

 

 タイトルにも入っている前置詞「on」ですね。ステージ2にも出てた気がしますが、このonは「~の上に(で、の)」という意味で、基本的には「接触している」というイメージをともなっているそうです。

 

感想

 BiffとChipは子どもなので、いたずらをしてしまうのはもちろん納得?なのですが、Dadも意外といたずら好きなキャラクターなのが面白いです。あと気になったのが、お話の中でビーチのアトラクションがいくつか出てきます。貸しボートは分かるのですが、Donkey(ロバ)に乗れたり、ゴーカートもあったりします。海外はそういうのが普通なんでしょうか?気になって仕方がないです・・・。

 

 

 

「The Egg Hunt」

ページ数 16

語数 80

登場人物 wilf, wilma, Wilma'sMum, Wilma's Dad, Kate

表紙 Wilma

 

あらすじ

 Wilmaの家にKateという女の子が遊びにきました。WilmaのMumとKateがケーキを作ります。そのときに使った材料が、チョコレートでつくった卵、little eggs でした。それを見ていたWilmaは、公園でエッグハント(あらかじめ卵を隠して、それを子どもたちが探す遊び)をすることを思いつきます。

 

 

 

「Nobody Wanted to Play」

ページ数 16

語数 79

登場人物 Wilf, Chip, Biff, Wilma, Floppy

表紙 Wilfが自転車に乗っていて、Floppyが伴走しています。うしろの方でChip、Biff、Wilmaが別の道を歩いています。

 

あらすじ

 WilfがChip、Biff、Wilmaとケンカをしてしまったようです。Wilfは公園に行ってひとりで遊ぶことにしました。それにFloppyもついていきます。シーソーの上でお手玉をしたり、自転車を乗り回したりして遊びます。

 

 キーセンテンス

 Wilf was cross.(p 1) 

(「Nobody Wanted to Play」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)

crossは形容詞で「怒る」です。イギリス英語的な表現らしいです。怒るといえばangryしか自分は知りませんでした。 勉強になります。ORT的にはかなりの確率で今後でてくる文です。

 

 

 

「A Cat in the Tree」

ページ数 16

語数 79

登場人物 Floppy, Biff, Wilma, Wilma's Dad, Cat, fireman

表紙 Cat が一匹

 

あらすじ

 Floppyが猫にむかって吠えて追いかけます。猫は木の上に登ってしまいました。それをみたBiffとWilmaが猫を助けようとしますが・・・。

 

 キーセンテンス

 She couldn't get the cat.(p 5)

(「A Cat in the Tree」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)

 助動詞can の過去形、しかも否定文です。canを学習せずに子どもがいきなりこの文章を読んだら面食らうかもしれませんね(苦笑)。「習うより慣れよ」ということでしょうか。

 

 

 

「The Rope Swing」

ページ数 16

語数 77

登場人物 Chip, Biff, Kipper, Wilf, Wilma, Floppy

表紙  Rope swingに乗っているChip, Biff, Kipper, Wilf, Wilmaと、 Floppy

 

あらすじ

 子どもたちが小川に遊びにきました。木の橋を渡って反対側の岸に行き、木の枝についているRope Swing(ひもでつるしたタイヤの遊び道具)で遊び始めます。 はじめはWilf、次にBiff、そしてChip、Kipper、Wilmaとみんなで順々に乗って、ブランコのように揺られています。Floppyがそれを見ていてある異変に気づき、みんなに知らせようと必死に吠えますが、みんなはお構いなしで遊び続けます・・・。私は最後まで読んで、まさかの展開に「えー!?」と唖然としてしまいました。

 

 キーセンテンス

 Wilf climbed on the swing.(p 3)

 Floppy looked at the rope.(p 5)

(「The Rope Swing」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)

 ひとつめの文、前置詞onがまた出てきました。「接触」のイメージでしたね。

 二つ目、今度は前置詞atです。atは「点」のイメージがあるそうです。

 

 

 

「By the Stream」

ページ数 16

語数 71

登場人物 Chip, Biff, Kipper, Wilf, Wilma, Dad, Mum, Floppy

表紙 Chip, Biff, Wilf, Wilma, Kipper

 

あらすじ

 Kipperくん一家とWilf、Wilmaで、公園に出かけました。DadとMumはシートに座ってくつろいでいます。子どもたちは公園内の小川で遊びはじめます。子どもたちは橋の上から木の枝を落として遊びますが、Kipperはまだ背が小さくて橋の上から川が見えません。橋によじ登るとぬいぐるみのテディベアを川に落としてしまいました・・・。

 

 キーセンテンス

 The children played by the stream. (p 2)

 Biff couldn't get Teddy. (p 9)

(「By the Stream」Roderick Hunt / Alex Brychta 1986年 Oxford University Press)

 ひとつめの文は、前置詞「by」です。「~のそば」のイメージ。

二つ目、「助動詞can の過去形&否定文」がまた出てきました。

ORTは重要な文章はそのお話をとおして何度も出てくるし、ステージ全体をとおしても何度もでてきます。読めば読むほど、「よくできてるなぁ」と感心します。

 

 ステージ3全体をとおして見ると、文章に助動詞とか前置詞とかが増えてる感じがします。どれも楽しいお話ばかりです。