Oxford Reading Tree が好き!

Oxford Reading Tree をメインに、洋書絵本など、英語多読の感想をつづります。

Oxford Reading Tree Stage 7 Main Stories の感想

Oxford Reading Tree Stage 7 Main Stories の感想を書きます。

 

 

「Red Planet」

ページ数 32

語数 895

登場人物 Chip, Wilf, Floppy, Nadim

表紙 惑星の上を車が走っている! Floppyも後ろに乗ってますが、驚いた顔しています。

Oxford Reading Tree: Level 7: Stories: Red Planet

 

あらすじ

 WilfがChipの家に遊びにきました。2人でがらくたを集めて、庭でロケットシップを作り、宇宙飛行士ごっこをやり始めました。Floppyも近寄ってきます。そこへNadimも遊びにきました。

雨が降ってきたので、Nadimの持ってきたコンピューターゲームを始めると、突然Magic Keyが光りはじめました。いそいでBiffの部屋へ行くと、3人と1匹はMagic Houseに吸い込まれてしまいました。そして、宇宙ロケットの発射台にたどり着きます。

宇宙ロケットを見ているとき、Floppyがボタンにさわってしまい、なんと、宇宙ロケットが発射してしまいました!!

 

 

キーセンテンス

Wilf and Chip played in the rocket ship.

They pretended to be space man.

 "The rocket is going to take off," said wilf.

"five ・・・ four ・・・ three ・・・ two ・・・"  (p 2)

(「Red Planet」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 

 

pretend は「・・・のふりをする」の意味です。

 

感想

自分も子どもの頃、友だちと「ごっこ遊び」をよくやったので、wilfとChipの気持ちがなんとなくわかります。さすがに今はもうできませんけどね(汗)。

 

 

 

「Lost in the Jungle」

ページ数 32

語数 969

登場人物 Chip, Biff, Kipper, Aneena, Dad, Mum, Aneena's Mum,

表紙 Chip, Biff, Kipper, Aneena がジャングルの川を舟で下っています。

Oxford Reading Tree: Level 7: Stories: Lost in the Jungle

 

あらすじ

明日はMumのバースデーです。Biff は Mum になんのプレゼントをしようか考えて、green house に行きました。

Green house は温かくてたくさんの plant がありました。Biff は「ここはジャングルみたい」といいつつ、プレゼントを探しました。

Mum のバースデーになって、子どもたちは Mum にプレゼントを渡しました。 Biff が plant 、 Dad も plant 、 Aneena と Wilma のお母さんも plant をプレゼント。Mumは「ここはジャングルみたい」と、喜びました。

子どもたちがBiffの部屋に行くと、Magic Keyが光りはじめました。子どもたちはジャングルの冒険へたどり着きます。ジャングルは plant でいっぱいです。サル・ヘビ・ワニから逃げ切った子どもたちは、探検家の男女二人組に出会いました・・・。

 

キーセンテンス

"What a lot of plants!" said Biff.

"It's like a jungle in here.

I don't know which on to buy."

In the end, she found one that she liked.

"I'll get this on for Mum," she said.  (p 3)

(「Lost in the Jungle」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 


 

 

今回は、前の文章で出てきた単語のかわりをする one が出てきます。ここでは、 plant のことですね。前の文脈に出てきた加算名詞の代用として使われる one です。

 

 

 

「The Broken Roof」

ページ数 32

語数 983

登場人物 Biff, Chip, Kipper, Aneena, Wilf, Mrs May, three children ( Victoria, Edward, Will )

表紙 Kipperと少年が、建物の屋根を見上げています。2人の男の人が屋根を修理しています。

Oxford Reading Tree: Level 7: Stories: The Broken Roof

 

あらすじ

学校の休み時間、子どもたちはフィールドにいました。Aneena がMrs May のところへ走ってきました。 Aneena に案内された場所へ行ってみると、だれかにフェンスを壊されて、Junk (がらくた)が投げ捨てられていました。

Mrs May ががらくたのなかから mangle (水絞り機)を見つけ出しました。Mrs May は子どもたちに mangle の使い方を実際に使ってみて説明します。そして、子どもたちに、家に古いものがあるかを聴きました。

BiffとChipは学校から家に帰って little house をみます。そして little house を学校に持っていくことにしました。ほかの子どもたちも次の日、学校に古いものを持ってきました。Mrs May はこれらを展示させました。

Wilfが誤って本を little house の上に落としてしまい、 little house の屋根に穴が開いてしまいました。家に little house を持ち帰ると、それをみたKipperは怒ってしまいました。その時、Magic Keyが光り輝きはじめ、子どもたちを過去へ連れて行きました・・・。

 

 

英語学習

One of the books made a hole in the roof.

Wilf was very upset when he saw that the roof was broken. (p 12)

(「The Broken Roof」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 

関係副詞 when の文章です。

 

 

感想

今回のお話の最後で、次のような文章があります。

 

"I liked the adventure best of all," said Biff. (p 32)

(「The Broken Roof」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 

 


 

今回の adventure は、子どもたちがすごいアクションをするわけでもないし、悪者をやっつけるような、愉快痛快なお話でもありません。それでも、それでも、最高に心にのこる adventure であることは間違いないです。このORTシリーズの物語の、やさしくて心温まる世界観が好きな人にはぜひ読んでほしいです。

 

 

 

「The Lost Key」

ページ数 32

語数 1050

登場人物 Kippsr, Mum, Biff, Chip, Wilf, Wilma

表紙 Biff, Kipper, Wilf, Wilma が公園で探し物をしています。

Oxford Reading Tree: Level 7: Stories: The Lost Key

 

あらすじ

Kipperは、 Magic Adventure をしたいと思っていました。でも、Magic Keyは光りません。長い間、光りませんでした。

Kipperは「ずっと持っていれば光るかもしれない」と思って、Magic Keyをポケットに入れていました。そして、そのままMumといっしょに買い物に行きますが、途中でMagic Keyを落としてしまいました・・・。

 

英語学習

“Maybe it will glow if I keep it with me," (p 1)

 (注:ここでの it は the magic key のことです)

(「The Lost Key」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 

 


 

感想

今回は、adventureに行きませんが、かなりハラハラドキドキするお話です。タイトルやあらすじからお分かりの通り、肝心のMagic Keyが無くなってしまうからです。これはマズい!!!大丈夫なんだろうか、見つかるのだろうか・・・?そして、もし見つかっても、Magic Keyは再び光るようになるのだろうか・・・?最後まで心配になりながら読みました。

 

 

「The Willow Pattern」

ページ数 32

語数 932

登場人物 Biff, Chip, Nadim, Mum, Dad, Km Shee, Chang, Kim Shee's father

表紙 Biff, Chip, Nadim の三人が Magic Adventure に入り込もうとしています。

Oxford Reading Tree: Level 7: Stories: The Willow Pattern Plot

 

あらすじ

タイトルにある Willow Pattern とは、中国陶器にある白地に青色のやなぎ模様のことだそうです。

BiffとChipは car boot sale (トランクセール。車のトランクに不要品を積んできて野外で売るバザー)に行きました。そこでNadimに会います。彼は彼のお母さんにプレゼントする Willow Pattern Plate を買ったようです。

そして、そのあと、NadimはBiffの部屋に遊びにきました。なにをして遊ぶか話していると、Magic Keyが光り輝き、Magic House に吸い込まれてしまいました。その先にあったのは、 Willow Pattern のように、白と青の色しかない世界でした・・・。

 

 

英語学習

"What a strange place!" said Chip.

"What strange trees!"

"Everything looks blue and white," said Nadim.

"We're in the land of the willow pattern." (p 7)

(「The Willow Pattern」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 

 


 

 

 

「Submarine Adventure」

ページ数 32

語数 890

登場人物 Wilf, Wilma, Biff, Chip, Professor Tnagle

表紙 子どもたちと Professor Tangle が潜水艦に乗って海底を探検しています。

Oxford Reading Tree: Level 7: Stories: Submarine Adventure

 

あらすじ

WilfとWilmaが遊びにきました。今日はWilfのバースデーで、BiffとChipがバースデーカードをWilfにあげました。Wilfはバースデープレゼントの入った箱を持ってきました。

みんなで箱の中をみると、潜水艦のおもちゃでした。潜水艦のおもちゃで遊んでいると、 Magic Key が光りはじめました。子どもたちはMagic house に吸い込まれていきました。

たどり着いた先は、港でした。そこにはWilfのおもちゃそっくりの形の、本物の潜水艦がありました。近づいていくと、中から Prefessor Tangle という、男の人がでてきました。子どもたちは、潜水艦にのりこんで海底探検にくり出すことになりました・・・。

 

 

キーセンテンス

Wilf had a large box.

"This is my birthday present," he said.

Everyone looked inside the box.

"What is it ?" asked Chip.

"It looks like a submarine," said Biff. (p 2) 

(「Submarine Adventure」Roderick Hunt / Alex Brychta 1987年 Oxford University Press)

 

 

今回のお話は、動詞「 look 」が数多く出てきます。look at ~、Look like ~、look inside ~、look out ~、と、その違いに注目しながら読み進めてほしいです。

 

 

感想

潜水艦に乗っている Professor Tangle ですが、ご高齢のためか、聴き間違いが面白いです。「Chip → ship 」「 wrong → song」などたくさん聞き間違えます(笑)。最後のWilfのセリフも面白いです。